経営学を学びながら、多様な文化を理解し
国際感覚を持った社会人へ育みます。
ビジネスに欠かせない経営学とパソコンのスキルを主として、様々な国の学生とともにお互いの文化を理解し合いながら学んでいきます。経営の知識と国際感覚を兼ね備えた社会人を育てます。
学びの特長
POINT01
経営学×ビジネス知識
国際的、かつ経営者側の視点に立った会計・流通・産業などの経営学と、ビジネスで必要なマナーやルールをも学び、ビジネスの実践力を身に付けていきます。
POINT02
情報処理基礎から応用へ
WordやExcel、PowerPointなどの一般社会で必要となるITスキルと、それと経営学とが融合した今話題の「データサイエンス」も学び、実践力を身に付けていきます。
POINT03
国際的なコミュニケーション力の向上
多国籍の人々とともに学ぶ際に一番大切なことは、「伝えたいという気持ち」。その気持ちを育むため、「英語」では、オンライン英会話にてコミュニケーション力を高めていきます。
「経営学」+「情報処理」+「国際感覚」
ビジネスの専門的知識の習得や情報処理技術の向上、
そして国際交流を基にした国際感覚を学び、目指せる資格も拡充。
実社会をより意識した学びが充実しました。
目指せる資格・検定
- ビジネス関係:簿記検定、秘書検定、ビジネス実務マナー検定、ビジネス文書検定、サービス接遇検定
- 情報関係:MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)、ITパスポート
- 外国語系:TOEIC、日本語能力試験 など
2年間の学び
2年間の流れ
春学期
大学生として必要なスキルを身に付ける
大学で学ぶために必要なスキルやビジネスマナーなど、将来を見据えた多くの基礎力を習得します。また経営学や経済学の基礎も学びます。
秋学期
様々な課題を通して、思考力を培う
経営学や経済学の基礎テーマや身近な時事問題にふれ、論理的な思考力や問題発見能力を養成します。また社会人基礎力も養成していきます。
春学期
専門知識を習得し、知識の幅を広げる
経営学や経済学の基礎を発展させた、専門知識を習得します。また簿記やMOSなどの資格試験向けの対策を強化します。
秋学期
より深い専門知識を習得し、社会人・国際人としての教養を高める
SDGsへの取り組みなど、社会人・国際人として求められる高度な教養や専門知識を身に付けます。
2022年度開講
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授業ピックアップ
アカデミックスキルズ
大学で学ぶための
基礎力を身に付ける
大学での学習の基本的な方法を学び、自ら問題を見つけ、文献などを通して調べ、考えを深め、答えを導き出す力を習得。アウトプットの場として、発表の機会や討論の場も設けます。
経営学
対話形式で経営・経済の
基礎を理解する
会社の社会的役割から経営戦略、経営組織について、基礎的なことや用語が理解できるようにします。授業は学生との対話を重視。様々な質疑を通して、学びの成果の定着を図ります。
観光学
観光業を支える
経営管理について学ぶ
観光をビジネスの側面からとらえる授業です。最新の研究課題なども紹介し、マーケティングやマネジメントといった点で分析。身近な話題も取り入れ、観光ビジネスへの興味を深めます。
社会の仕組みを伝えたい
未来への大きなステップ
山田 洋巳先生
愛知工業大学大学院工学研究科。生産・建設工学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。専門分野は、経営学・マーケティング・実験心理学・統計数学・応用数学など。一般企業での実務経験のほかに個人事業主として、トヨタ自動車(株)や(株)デンソーなどでの実務経験を有する。
「経営戦略論」などマーケティング関連の授業を担当する山田先生に、授業の主な内容や学生に学んでほしいことを伺いました。
―先生の専門は何でしょうか。
マーケティング・サイエンスといって、消費者の行動に科学的にアプローチする学問です。世の中にはいろんな商品がありますが、それがなぜ売れているのか考えるんです。
―身近なところに研究材料がありそうですね。
何かを「買いたい」と思う時、消費者は何を好んで選んでいるのか、そういった人の心の動きも含めて研究しています。
―どの点が科学的なのでしょうか。
アンケートを行ったり調査結果をまとめたりして、その集計データから消費者行動を読み解くんです。近頃話題の「データサイエンス」のひとつです。
―では授業ではどのようなことを学ぶのでしょうか。
基本的なマーケティングの考え方や概論からスタートし、流通論や経営戦略、統計学についても学んでもらいます。
―統計って数学ですね。
そうです。ただ、計算するのはコンピューターなので、数学が苦手でも問題はありません。マーケティングや統計の考え方が理解できばいいんです。
―その知識は何に活かせるのでしょうか。
社会で起こっていることがよく見えたり、就職先の会社がどんなマネジメントしているのかわかるようになります。商品開発の仕事にも役立てられますよ。また、将来「自分のお店を持ちたい」、「自分で会社を起こしたい」と考えているなら、とても役に立つ知識ですよ。
―先生はどのような実務経験があるのでしょうか。
一般企業でシステムエンジニアとして約10年働いて、その後、経営計画を考える仕事もしていました。人事の業務も経験したので、履歴書の書き方や面接のコツもわかります。就職活動中の学生には、いろいろアドバイスできますよ。
―採用する側の視点もお持ちなんですね。ぜひ指導をお願いいたします。